概要

  • 生年月日:1992年4月26日
  • 没年月日:2008年7月29日
  • 性別:牡
  • 毛色:黒鹿毛
  • 父:サンデーサイレンス
  • 母:マガロ
  • 母父:Caro
  • 生産者:社台ファーム
  • 馬主:横瀬寛一氏
  • 調教師:鶴留明雄(栗東)
  • 全戦績:13戦4勝
  • 主な勝ち鞍:日本ダービー
  • 獲得賞金:2億9,743万円

成績

開催日 競馬場 競走名 距離 馬場
状態
着順 人気 頭数 タイム 騎手 斤量 馬体重 勝ち馬(2着馬)
1994/8/7 札幌 3歳新馬 1200 3 3 9 1:12.5 小谷内秀夫 53 476 ブライトサンディー
1994/8/14 札幌 3歳新馬 1200 3 2 11 1:14.2 小谷内秀夫 53 474 マイネルノルデン
1994/9/25 中京 3歳未勝利 1700 稍重 1 2 10 1:46.2 小島貞博 53 474 (ヤマニンライバル)
1994/10/8 阪神 もみじステークス 1600 2 3 9 1:35.7 小島貞博 53 474 フジキセキ
1994/12/3 阪神 エリカ賞(500万下) 2000 1 1 8 2:04.2 小島貞博 54 480 (エリモアメジスト)
1994/12/24 阪神 ラジオたんぱ杯3歳S(G3) 2000 1 2 11 2:03.4 小島貞博 54 478 (ナリタキングオー)
1995/2/12 東京 共同通信杯4歳S(G3) 1800 2 1 11 1:49.3 武豊 56 482 ナリタキングオー
1995/3/18 中山 若葉ステークス 2000 不良 5 1 8 2:09.9 小島貞博 56 474 ジェニュイン
1995/4/16 中山 皐月賞(G1) 2000 稍重 2 4 16 2:02.6 小島貞博 57 468 ジェニュイン
1995/5/28 東京 東京優駿(G1) 2400 1 1 18 2:27.3 小島貞博 57 468 (ジェニュイン)
1995/9/17 京都 神戸新聞杯(G2) 2000 5 1 14 2:00.3 小島貞博 56 476 タニノクリエイト
1995/10/15 京都 京都新聞杯(G2) 2200 7 1 15 2:12.1 小島貞博 57 476 ナリタキングオー
1995/11/5 京都 菊花賞(G1) 3000 6 5 18 3:05.3 小島貞博 57 474 マヤノトップガン

5代血統表

サンデーサイレンス
1986 青鹿
Halo Hail to Reason Turn-to Royal Charger
Source Sucree
Nothirdchance Blue Swords
Galla Colors
Cosmah Cosmic Bomb Pharamond
Banish Fear
Almahmoud Mahmoud
Arbitrator
Wishing Well Understanding Promised Land Palestinian
Mahmoudess
Pretty Ways Stymie
Pretty Jo
Mountain Flower Montparnasse Gulf Stream
Mignon
Edelweiss Hillary
Dowager
マガロ
1980 黒鹿
Caro フォルティノ Grey Sovereign Nasrullah
Kong
Ranavalo Relic
Navarra
Chambord Chamossaire Precipitation
Snowberry
Life Hill Solario
Lady of the Snows
Magic Buckpasser Tom Fool Menow
Gaga
Busanda War Admiral
Businesslike
Aspidistra Better Self Bimelech
Bee Mac
Tilly Rose Bull Brier
Tilly Kate

備考

サンデーサイレンスの初年度産駒で、かつサンデーサイレンス産駒初の日本ダービー優勝馬。

しかし、ダービーの後はパッとしない成績が続き、菊花賞の6着を最後に屈腱炎を発症したため引退しました。
そのため、タヤスツヨシの実力については専門家の間でも競馬ファンの間でも評価が分かれるところです。

正直、個人的には、故障のないまま古馬になっても、これ以上の上積みは期待できなかったのでは…と思っています。
あまり、強い馬という印象がないんですよね。

1994年にフジテレビ系列で、「ツヨシしっかりしなさい」というアニメが放送されましたが、これにひっかけて、タヤスツヨシの凡走ぶりを「ツヨシ、しっかりしなさい!」とからかわれることがありました。
うまく言ったものだなぁと、ツボにはまった競馬ファンも多かったようです。

競走馬引退後は種牡馬となり、日本だけでなく、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも併用されたことがあります。
主にダート路線で活躍する馬を輩出し、種牡馬としてはそれなりの成績を残しています。

代表産駒

  • マンオブパーサー:ダービーGP
  • Hollow Bullet(AUS):アローフィールドスタッドS
  • ナスダックパワー:ユニコーンS
  • トップサバトン:北海道2歳優駿
  • ディーエスサンダー:: マーキュリーC
  • ボク:マイルGP

2008年7月29日に、放牧中の事故により複雑骨折を起こし、安楽死処分がとられ亡くなりました。