概要

  • 競馬場:東京競馬場
  • 発走日時:2021年11月28日(日)15時40分
  • 距離:2400m
  • 天気:晴
  • 馬場状態:芝・良
  • 優勝馬:コントレイル

全着順

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 人気 斤量 騎手 タイム 着差 上り
(推定)
馬体重
(増減)
調教師 馬主
1 1 2 コントレイル 牡4 1 57 福永祐一 2:24.7 33.7 456
(-8)
矢作芳人
(栗東)
前田晋二
2 4 7 オーソリティ 牡4 3 57 C.ルメール 2:25.0 2 34.4 520
(+2)
木村哲也
(美浦)
シルクレーシング
3 2 4 シャフリヤール 牡3 2 55 川田将雅 2:25.2 1 1/2 34.4 446
(-6)
藤原英昭
(栗東)
サンデーレーシング
4 6 12 サンレイポケット 牡6 10 57 鮫島克駿 2:25.4 3/4 34.5 474
(+2)
高橋義忠
(栗東)
永井啓弍
5 3 6 グランドグローリー 牝5 8 55 C.デムーロ 2:25.5 3/4 34.2 466
(0)
G.ビエトリーニ
(仏国)
A.フラセットJ.ダマート&
M.ピエトランジェロ
6 7 14 ユーバーレーベン 牝3 5 53 M.デムーロ 2:25.5 クビ 34.2 472
(+8)
手塚貴久
(美浦)
サラブレッドクラブ
・ラフィアン
7 6 11 シャドウディーヴァ 牝5 11 55 横山典弘 2:25.6 1/2 34.8 478
(-4)
斎藤誠
(美浦)
スリーエイチレーシング
8 8 18 ジャパン 牡5 9 57 武豊 2:25.7 クビ 34.3 482
(0)
A.オブライエン
(愛国)
松島正昭氏Jマグニア夫人
Mテイバー&Dスミス
9 5 9 アリストテレス 牡4 4 57 横山武史 2:25.8 1 35.3 480
(+8)
音無秀孝
(栗東)
近藤英子
10 3 5 キセキ 牡7 7 57 和田竜二 2:26.0 1 36.6 512
(+6)
辻野泰之
(栗東)
石川達絵
11 2 3 ブルーム 牡5 6 57 R.ムーア 2:26.1 1/2 34.8 464
(0)
A.オブライエン
(愛国)
松島正昭氏Jマグニア夫人
Mテイバー&Dスミス
12 8 16 ユーキャンスマイル 牡6 14 57 藤岡佑介 2:26.2 1 34.7 506
(+6)
友道康夫
(栗東)
金子真人
ホールディングス
13 7 13 モズベッロ 牡5 16 57 池添謙一 2:26.5 1 1/2 34.8 488
(+6)
森田直行
(栗東)
キャピタル・システム
14 7 15 マカヒキ 牡8 12 57 藤岡康太 2:26.5 クビ 34.9 508
(+2)
友道康夫
(栗東)
金子真人
ホールディングス
15 5 10 ロードマイウェイ 牡5 18 57 三浦皇成 2:27.0 3 35.5 474
(+4)
杉山晴紀
(栗東)
ロードホースクラブ
16 1 1 ムイトオブリガード 牡7 15 57 柴田善臣 2:27.0 クビ 35.1 490
(-2)
角田晃一
(栗東)
市川義美
ホールディングス
17 4 8 ウインドジャマー セ4 17 57 北村宏司 2:27.0 アタマ 35.4 508
(-2)
藤沢和雄
(美浦)
多田信尊
18 8 17 ワグネリアン 牡6 13 57 戸崎圭太 2:27.1 クビ 36.6 464
(-2)
友道康夫
(栗東)
金子真人
ホールディングス

払戻金詳細

単勝 2 160円 1人気
複勝 2 110円 1番人気
7 140円 3番人気
4 120円 2番人気
枠連 1-4 530円 2番人気
馬連 2-7 530円 2番人気
ワイド 2-7 210円 2番人気
2-4 150円 1番人気
4-7 330円 3番人気
馬単 2-7 670円 3番人気
3連複 2-4-7 510円 1番人気
3連単 2-7-4 1,780円 2番人気

備考

G1史上初めて4頭のダービー馬が参戦し、話題となりました。
中でも注目を集めたのは、やはり前年無敗でクラシック3冠を達成したコントレイル。
このレースで引退を表明しており、負けられないレースとなりました。

コントレイルが少し抜けた1番人気。
この年のダービー馬・シャフリヤールが2番人気。
アルゼンチン共和国杯を連覇しているオーソリティが3番人気。
単勝オッズ1桁は、この3頭のみとなりました。

レースは、キセキが逃げてペースを引っ張る展開になると思いきや、なんと最後方からの競馬。
オーソリティは4番手あたり、シャフリヤールがそのすぐ後ろ5番手あたりを追走。
コントレイルはちょうど中団でレースを進めます。

前年とは打って変わってスローペースとなった中、先頭に立ったのはアリストテレスでしたが、向こう正面から最後方のキセキがどんどん前方へ進出。
3コーナーを迎えるまでに、一気にハナを奪い先頭に立ちます。

そのまま、4コーナーから直線に至るまでキセキが先頭で粘りますが、直線に入ると、後続が追い上げていきます。
馬場の真ん中から鋭く伸びてきたのはオーソリティで、直線半ばでキセキを交わして先頭に。
そのすぐ外から、シャフリヤールとコントレイルの2頭が激しい競り合いを演じながら、オーソリティをとらえにかかります。

この3頭のマッチレースになるかと思われましたが、コントレイルの末脚は鋭く、シャフリヤールを交わし、さらにはオーソリティも交わして突き抜けていきます。
最後は、コントレイルがオーソリティを2馬身引き離してゴールイン。
完勝という内容で、格の違いを見せつけた形となりました。

前年無敗でクラシック3冠を達成しながら、この年に入って勝ち星がなく、プレッシャーに苦しむ状態が続きましたが。
引退レースで改めて強さを見せつけ、有終の美を飾りました。

さて、このレースも、もちろん生で観ていましたが。
福永祐一騎手が勝利の瞬間に雄たけびを上げたのが、印象的でしたね。
そして、ウィニングランから勝利インタビューまで、福永祐一騎手が号泣する姿にも、ちょっともらい泣きしそうになりました…
また、これだけの状態なら、コントレイルは来年も活躍できそうな感じがしましたね。

あと、キセキは一体何がしたかったのかな?と、ちょっと不可解な気持ちもあります。
レースを盛り上げたのは確かですが。
でも、あのような奇策をとらないと勝てないということなのかなとも思いました。