概要
- 競馬場:阪神競馬場
- 発走日時:2021年4月4日(日)15時40分
- 距離:2000m
- 天気:雨
- 馬場状態:芝・重
- 優勝馬:レイパパレ
全着順
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上がり (推定) |
馬体重 (増減) |
調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 8 | レイパパレ | 牝4 | 4 | 55 | 川田将雅 | 2:01.6 | 36.8 | 422 (-2) |
高野友和 (栗東) |
キャロットファーム | |
2 | 1 | 1 | モズベッロ | 牡5 | 6 | 57 | 池添謙一 | 2:02.3 | 4 | 36.8 | 486 (+2) |
森田直行 (栗東) |
キャピタル・システム |
3 | 5 | 7 | コントレイル | 牡4 | 1 | 57 | 福永祐一 | 2:02.5 | 3/4 | 37.4 | 472 (+16) |
矢作芳人 (栗東) |
前田晋二 |
4 | 8 | 12 | グランアレグリア | 牝5 | 2 | 55 | C.ルメール | 2:02.5 | クビ | 37.4 | 496 (-6) |
藤沢和雄 (美浦) |
サンデーレーシング |
5 | 2 | 2 | サリオス | 牡4 | 3 | 57 | 松山弘平 | 2:02.7 | 1 1/4 | 37.7 | 538 (0) |
堀宣行 (美浦) |
シルクレーシング |
6 | 7 | 10 | カデナ | 牡7 | 11 | 57 | 鮫島克駿 | 2:03.0 | 1 3/4 | 37.2 | 484 (+8) |
中竹和也 (栗東) |
前田幸治 |
7 | 3 | 3 | アーデントリー | 牡5 | 12 | 57 | 和田竜二 | 2:03.3 | 2 | 37.7 | 460 (+4) |
川村禎彦 (栗東) |
巴山尊文 |
8 | 4 | 4 | ブラヴァス | 牡5 | 10 | 57 | 三浦皇成 | 2:04.0 | 4 | 38.2 | 488 (-4) |
友道康夫 (栗東) |
佐々木主浩 |
9 | 8 | 13 | アドマイヤビルゴ | 牡4 | 7 | 57 | 岩田望来 | 2:04.1 | 1/2 | 38.6 | 428 (0) |
友道康夫 (栗東) |
近藤旬子 |
10 | 4 | 5 | ペルシアンナイト | 牡7 | 9 | 57 | 幸英明 | 2:04.2 | 1/2 | 38.4 | 498 (-2) |
池江泰寿 (栗東) |
G1レーシング |
11 | 6 | 9 | クレッシェンドラヴ | 牡7 | 8 | 57 | 内田博幸 | 2:04.7 | 3 | 39.3 | 498 (-2) |
林徹 (美浦) |
広尾レース |
12 | 5 | 6 | ワグネリアン | 牡6 | 5 | 57 | 吉田隼人 | 2:05.2 | 3 | 39.9 | 472 (0) |
友道康夫 (栗東) |
金子真人 ホールディングス |
13 | 7 | 11 | ハッピーグリン | 牡6 | 13 | 57 | 団野大成 | 2:11.9 | 大差 | 45.6 | 466 (-6) |
森秀行 (栗東) |
会田裕一 |
払戻金詳細
単勝 | 8 | 1,220円 | 4番人気 |
複勝 | 8 | 230円 | 4番人気 |
1 | 420円 | 6番人気 | |
7 | 110円 | 1番人気 | |
枠連 | 1-6 | 16,360円 | 22番人気 |
馬連 | 1-8 | 19,080円 | 29番人気 |
ワイド | 1-8 | 2,750円 | 24番人気 |
7-8 | 390円 | 4番人気 | |
1-7 | 850円 | 8番人気 | |
馬単 | 8-1 | 37,610円 | 43番人気 |
3連複 | 1-7-8 | 7,240円 | 20番人気 |
3連単 | 8-1-7 | 106,210円 | 174番人気 |
備考
前年、無敗でクラシック3冠を達成したコントレイルが、1番人気に支持されました。
そして、前年G1を3勝している短距離女王・グランアレグリアが中距離戦に参戦し、あまり差のない2番人気と続きました。
この2頭の一騎打ちムードが高まり、大きな注目を集めました。
ところが、ところが…
レースは意外な展開を迎えます。
4番人気のレイパパレが先手をとって進むなか、3番人気のサリオスが2番手を追走。
グランアレグリアが5番手の好位につけ、対してコントレイルは中団に位置します。
重馬場では早いペースとなったなか、3コーナーを過ぎたあたりからレースが動きます。
コントレイルが一気に前方に進出すると、その内からグランアレグリアも合わせて並走する形となります。
さらにもサリオスも動き、レイパパレも先頭をキープし、人気4頭が固まる状態。
最後の直線に入ると、レイパパレが先頭で粘り、これを各馬が追う展開。
最内のサリオス、真ん中からグランアレグリア、外からコントレイルが懸命に追いすがりますが。
先頭を走るレイパパレは、直線半ばからさらに突き抜け、後続を引き離していきます。
コントレイルもグランアレグリア、サリオスも思ったほど伸びに欠け、逆に大外から一気にやってきたモズベッロにも交わされます。
結果、レイパパレがそのままゴールインし、2着に入ったモズベッロに4馬身差をつける圧勝となりました。
レイパパレはデビューから無傷の6連勝で、G1初制覇を果たしました。
あまりの強さに、実況席も驚きを隠せない様子。
デビューから無敗で大阪杯を迎え、ちょっと不気味な存在でしたが。
私も実際にレースを観ていましたが、何じゃ、この牝馬は!?と、かなりの衝撃でした。
注目されたコントレイルとグランアレグリアは、結局3着と4着。
サリオスは何とか5着に粘りました。
なお、3年前のダービー馬・ワグネリアンは、12着に大敗しました。