概要

  • 競馬場:阪神競馬場
  • 発走日時:1985年3月31日(日)15時40分
  • 距離:2000m
  • 天気:晴
  • 馬場状態:芝・良
  • 優勝馬:ステートジャガー

全着順

※馬齢は全て現在の表記で統一しています。

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 人気 斤量 騎手 タイム 着差 調教師 馬主
1 7 8 ステートジャガー 牡4 3 56 田原成貴 2:01.4 中村好夫
(栗東)
株式会社ホースメン
2 4 4 ミスターシービー 牡5 1 59 吉永正人 2:01.4 ハナ 松山康久
(美浦)
千明牧場
3 5 5 スズカコバン 牡5 5 57 村本善之 2:01.9 3 小林稔
(栗東)
永井永一
4 8 9 ゴールドウェイ 牡4 7 56 田島良保 2:02.0 1/2 武宏平
(栗東)
小川立義
5 3 3 ミスタールマン 牡4 6 56 西浦勝一 2:02.1 1/2 山岡寿恵次
(美浦)
ホースマン
6 8 10 ハシローディー 牡6 8 57 出口隆義 2:02.3 1 福永甲
(栗東)
株式会社
シンザンクラブ
7 6 6 ニシノライデン 牡4 4 56 伊藤清章 2:02.6 1 3/4 伊藤修司
(栗東)
西山正行
8 1 1 ニホンピロウイナー 牡5 2 59 河内洋 2:03.3 4 服部正利
(栗東)
小林百太郎
9 2 2 ヤマノスキー 牡4 9 56 松永昌博 2:03.5 1 1/2 中村好夫
(栗東)
山住知平
10 7 7 エリモダンサー 牡5 10 57 猿橋重利 2:04.2 4 大久保正陽
(栗東)
山本慎一

払戻金詳細

単勝 8 660円
複勝 8 170円
4 110円
5 220円
枠連 7-4 650円

備考

昨年の有馬記念3着からの休養明け1戦目となった、クラシック3冠馬・ミスターシービーが、当然のごとく断然の1番人気に支持されました。

後方2番手からレースを進めたミスターシービーは、直線に入るといつものように豪脚を繰り出します。

鋭く伸びて、そのまま先頭でゴールを駆け抜けるかと思われましたが…

その外をピッタリと馬体を併せた3番人気のステートジャガーが、ミスターシービーに食い下がります。

両頭の激しい叩き合いとなったレースは、ステートジャガーがミスターシービーをハナ差おさえて勝利し、大金星をあげました。

なお、昨年3着のスズカコバンは、この年も3着。

昨年のマイルチャンピオンシップを制し、2番人気に支持されたニホンピロウイナーは、8着に敗れました。

さて、またもや余談となりますが。

当時、熱狂的なミスターシービーファンであった私は、かなり緊張しながら、このレースを見ていました。

昨年の天皇賞(秋)を快勝したものの、その後ジャパンカップ10着、有馬記念も3着に敗れていたので、衰えていないかどうか、心配だったわけです。

結果、敗れたとはいえ、ハナ差の2着。

しかも、3着以下を大きく引き離しての2着。

うん、この結果なら、今年も活躍してくれるかもという淡い期待を抱きました。

とはいえ、ステートジャガーって、何者なんだ?

よく分からん馬に負けちゃった…という、悲しい気持ちにもなりましたね。

当時、ステートジャガーのことをよく知らなったもので。

というわけで、ちょっとした暗闇の中に、小さな一筋の光、淡い希望を見出したとい印象が残っています。