概要
- 競馬場:中山競馬場
- 発走日時:2008年3月8日(土)15時40分
- 距離:1200m
- 天気:晴
- 馬場状態:芝・良
- 優勝馬:プレミアムボックス
全着順
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上がり (推定) |
馬体重 (増減) |
調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 15 | プレミアムボックス | 牡5 | 7 | 56 | 吉田隼人 | 1:08.9 | 34.5 | 528 (+2) |
上原博之 (美浦) |
社台レースホース | |
2 | 3 | 6 | エムオーウイナー | 牡7 | 12 | 56 | 熊沢重文 | 1:08.9 | ハナ | 34.8 | 516 (0) |
服部利之 (栗東) |
大浅貢 |
3 | 7 | 14 | ナカヤマパラダイス | 牡5 | 6 | 56 | 柴田善臣 | 1:08.9 | クビ | 34.6 | 492 (-4) |
二ノ宮敬宇 (美浦) |
和泉信一 |
4 | 3 | 5 | アイルラヴァゲイン | 牡6 | 3 | 57 | 松岡正海 | 1:09.0 | 3/4 | 34.6 | 522 (+8) |
手塚貴久 (美浦) |
齊藤四方司 |
5 | 1 | 1 | リキサンファイター | 牡4 | 4 | 56 | 蛯名正義 | 1:09.1 | クビ | 34.5 | 470 (0) |
高木登 (美浦) |
ハイパワー商事 |
6 | 2 | 3 | トーセンザオー | 牡8 | 11 | 56 | 後藤浩輝 | 1:09.1 | ハナ | 34.6 | 464 (+6) |
飯田雄三 (栗東) |
島川隆哉 |
7 | 7 | 13 | アドマイヤホクト | 牡4 | 8 | 57 | 横山典弘 | 1:09.1 | ハナ | 34.8 | 508 (+6) |
古賀史生 (美浦) |
近藤利一 |
8 | 8 | 16 | ドラゴンウェルズ | 牡5 | 2 | 56 | 藤田伸二 | 1:09.1 | クビ | 34.5 | 484 (-8) |
藤原英昭 (栗東) |
窪田芳郎 |
9 | 6 | 11 | タマモホットプレイ | 牡7 | 13 | 57 | 吉田豊 | 1:09.2 | クビ | 34.2 | 476 (-10) |
南井克巳 (栗東) |
タマモ |
10 | 1 | 2 | リキアイタイカン | 牡10 | 16 | 57 | 柴山雄一 | 1:09.3 | 3/4 | 34.5 | 516 (+6) |
阿部新生 (美浦) |
高山幸雄 |
11 | 5 | 10 | ブラックバースピン | 牡5 | 5 | 57 | 田中勝春 | 1:09.3 | ハナ | 34.5 | 494 (+8) |
手塚貴久 (美浦) |
藤田与志男 |
12 | 6 | 12 | キョウワロアリング | 牡7 | 15 | 57 | 村田一誠 | 1:09.4 | クビ | 34.5 | 486 (+4) |
飯田明弘 (栗東) |
林順子 |
13 | 5 | 9 | クールシャローン | 牝4 | 9 | 54 | 勝浦正樹 | 1:09.6 | 1 1/4 | 35.1 | 482 (-10) |
目野哲也 (栗東) |
川上哲司 |
14 | 4 | 8 | ウインレックス | セ7 | 14 | 56 | 左海誠二 | 1:09.6 | ハナ | 34.7 | 468 (+8) |
宗像義忠 (美浦) |
ウイン |
15 | 4 | 7 | コパノフウジン | 牡6 | 10 | 56 | 佐藤哲三 | 1:09.6 | アタマ | 35.2 | 460 (-16) |
宮徹 (栗東) |
小林祥晃 |
16 | 2 | 4 | サンアディユ | 牝6 | 1 | 56 | 内田博幸 | 1:10.4 | 5 | 35.2 | 512 (-2) |
音無秀孝 (栗東) |
松岡隆雄 |
払戻金詳細
単勝 | 15 | 1,960円 | 7番人気 |
複勝 | 15 | 550円 | 7番人気 |
6 | 1,380円 | 13番人気 | |
14 | 460円 | 6番人気 | |
枠連 | 3-8 | 2,100円 | 9番人気 |
馬連 | 6-15 | 46,370円 | 75番人気 |
ワイド | 6-15 | 10,390円 | 74番人気 |
14-15 | 2,800円 | 27番人気 | |
6-14 | 9,500円 | 71番人気 | |
馬単 | 15-6 | 100,720円 | 140番人気 |
3連複 | 6-14-15 | 203,620円 | 298番人気 |
3連単 | 15-6-14 | 1,521,320円 | 1840番人気 |
備考
当時、かなり物議をかもしたレースとなってしまいました。
覚えている方も多いと思います。
前年のスプリンターズステークス2着のサンアディユが断然の1番人気に支持されますが、スタートで大きく出遅れ。
終始先頭をキープしていた12番人気のエムオーウイナーが直線でも粘りますが、7番人気のプレミアムボックスが外から急襲。
2頭がほぼ同時にゴールインするも、プレミアムボックスがハナ差エムオーウイナーを差し切り、優勝しました。
馬連は万馬券、馬単は10万馬券となり、大波乱の結果となりました。
サンアディユは全くいいところなく、15着のコパノフウジンからさらに5馬身差の最下位に沈みました。
サンアディユが大きく出遅れた原因については、次のように語られています。
(※日刊スポーツの記事より引用)
アイルラヴァゲインが後ろ扉を蹴ったのに驚いて、サンアディユが前扉に突進。そのまま頭をゲートの下まで下げてしまい、発走できない状況になった。前からゲート係が頭を押し込めると1度は体勢が戻りかけたが、同馬は再度くぐるしぐさを見せた。今度は担当厩務員が近寄ろうとしたが、ゲート委員に引っ張り出された。ここで、スターターの「開けるぞ」と叫んでスタートを切ったが、結局、断然1番人気に支持されていたサンアディユは大きく出遅れ、そのまましんがり負けした。
この一連の動きは他馬にも影響。サンアディユがもぐっているときに、ゲート後ろでは別の発走委員同士が、後ろ扉から出すことを相談していた。その声を後ろ扉を開ける指示と感じた騎手も多く、「後ろが開くと思って、重心を下げたときにいきなり前が開いた」と不満を訴える騎手も数人いた。内田博騎手は「自分がきちんと御して、いいスタートを切れるようにしなかったのが悪い」と話したが、スタート勝負のスプリント戦でのゲートの混乱は、レース全体に大きな影響を与えてしまった。
サンアディユは、このレースの翌日に心不全により急死。
今だに、レースに関して真相は不明という声もあり、陰謀説もささやかれたりします。
さすがにそんな物騒な事件があるとは思えませんが…
それでも、サンアディユの物音に対して臆病な性格からして、レースの影響で死を招いた可能性は否定できないでしょう。
あまり深く考えたくありませんが、かなり後味の悪いレースとなってしまいました。