概要

  • 競馬場:中山競馬場
  • 発走日時:1990年12月23日(日)15時25分
  • 距離:2500m
  • 天気:晴
  • 馬場状態:芝・良
  • 優勝馬:オグリキャップ

全着順

※馬齢は全て現在の表記で統一しています。

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 人気 斤量 騎手 タイム 着差 上がり
(推定)
馬体重
(増減)
調教師 馬主
1 4 8 オグリキャップ 牡5 4 56 武豊 2:34.2 35.2 494
(-2)
瀬戸口勉
(栗東)
近藤俊典
2 3 5 メジロライアン 牡3 3 55 横山典弘 2:34.3 3/4 35.1 518
(+2)
奥平真治
(美浦)
メジロ牧場
3 7 13 ホワイトストーン 牡3 1 55 柴田政人 2:34.4 クビ 35.4 454
(+4)
高松邦男
(美浦)
安藤博
4 2 3 オサイチジョージ 牡4 5 57 丸山勝秀 2:34.5 1/2 35.7 470
(-6)
土門一美
(栗東)
野出長一
5 1 1 オースミシャダイ 牡4 12 57 松永昌博 2:34.6 3/4 35.3 462
(0)
武邦彦
(栗東)
山路秀則
6 2 4 ランニングフリー 牡7 9 56 菅原泰夫 2:34.6 クビ 35.3 456
(0)
本郷一彦
(美浦)
藤島泰輔
7 1 2 ヤエノムテキ 牡5 6 56 岡部幸雄 2:34.7 クビ 35.6 496
(0)
荻野光男
(栗東)
富士
8 5 10 ミスターシクレノン 牡5 13 56 松永幹夫 2:34.9 1 36.1 500
(0)
小林稔
(栗東)
藤立啓一
9 7 14 ゴーサイン 牡3 7 55 南井克巳 2:34.9 クビ 35.6 484
(+2)
宇田明彦
(栗東)
社台レースホース
10 4 7 メジロアルダン 牡5 2 56 河内洋 2:34.9 ハナ 36.0 520
(+16)
奥平真治
(美浦)
メジロ牧場
11 6 11 リアルバースデー 牡4 8 57 大崎昭一 2:35.0 クビ 36.0 470
(+6)
佐藤林次郎
(美浦)
社台レースホース
11 8 15 カチウマホーク 牡4 11 57 的場均 2:35.0 同着 35.5 472
(+6)
柄崎義信
(美浦)
島崎龍五郎
13 5 9 キョウエイタップ 牝3 10 53 柴田善臣 2:35.2 1 1/4 35.5 460
(+2)
稗田研二
(美浦)
松岡正雄
14 6 12 エイシンサニー 牝3 16 53 田島良保 2:35.3 3/4 35.8 420
(+4)
坂口正則
(栗東)
平井豊光
15 3 6 サンドピアリス 牝4 15 55 岸滋彦 2:35.4 3/4 35.8 416
(-4)
吉永忍
(栗東)
ヒダカ・ブリーダーズ
・ユニオン
16 8 16 ラケットボール 牡5 14 56 坂井千明 2:36.0 3 1/2 35.6 470
(0)
松山康久
(美浦)
栗山博

払戻金詳細

単勝 15 1,670円 4番人気
複勝 15 430円 7番人気
4 150円 2番人気
12 350円 3番人気
枠連 3-8 1,650円 5番人気

備考

当時の競馬ブームを盛り上げた立役者・オグリキャップのラストランとなったレース。

オグリキャップはファン投票1位となるも、近走の不振により4番人気に止まります。

レースはスローペースで進みますが、オグリキャップは中団につけ、遅い流れによく対応し、第4コーナーから徐々に前方へ進出。

直線では、先頭を行くホワイトストーンとオサイチジョージを交わしてゴールを目指すと。

外から急襲してきたメジロライアンの追撃を3/4馬身おさえ、奇跡ともいえる優勝を果たしました。

レース後、中山競馬場に駆けつけた17万人の観衆から発せられた大きな「オグリコール」が鳴り響きます。

見事に有終の美を飾り、オグリキャップは競走馬生活に幕を閉じることとなりました。

余談

フジテレビ系の競馬実況では、最後の直線でオグリキャップが先頭に立ったとき、大川和彦アナウンサーが「オグリキャップ先頭!」と連呼しますが。

その横で、解説の大川慶次郎さんが「ライアン!ライアン!」と興奮気味に叫んだんですよね。

で、その後のバラエティー番組で、明石家さんまさんが、このときのことを「皆がオグリキャップを応援してる中で、大川さんだけがメジロライアンを応援して、その声がお茶の間で流れたんですよ」というような感じでいじりました(笑)

これが大きな話題となり、今でも語り草になっています。

競馬ファンでない一般の人々にも、メジロライアンが広く知られるようになったとも言われています。