概要
- 競馬場:中山競馬場
- 発走日時:1979年12月16日(日)15時10分
- 距離:2500m
- 天気:晴
- 馬場状態:芝・良
- 優勝馬:グリーングラス
全着順
※馬齢は全て現在の表記で統一しています。
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | グリーングラス | 牡6 | 2 | 55 | 大崎昭一 | 2:35.4 | 中野隆良 (美浦) |
半沢吉四郎 | |
2 | 6 | 12 | メジロファントム | 牡4 | 6 | 56 | 横山富雄 | 2:35.4 | ハナ | 大久保洋吉 (美浦) |
北野俊雄 |
3 | 4 | 7 | カネミノブ | 牡5 | 7 | 55 | 加賀武見 | 2:35.9 | 3 | 阿部新生 (美浦) |
畠山伊公子 |
4 | 3 | 6 | ハシクランツ | 牡3 | 8 | 54 | 柴田光陽 | 2:36.1 | 1 1/4 | 内藤繁春 (栗東) |
株式会社 シンザンクラブ |
5 | 2 | 4 | ホクトボーイ | 牡6 | 15 | 55 | 久保敏文 | 2:36.4 | 1 3/4 | 久保道雄 (栗東) |
森滋 |
6 | 3 | 5 | サクラショウリ | 牡4 | 1 | 56 | 小島太 | 2:36.4 | アタマ | 久保田彦之 (美浦) |
株式会社 さくらコマース |
7 | 7 | 13 | テンメイ | 牡5 | 9 | 55 | 清水英次 | 2:36.7 | 2 | 坂田正行 (栗東) |
近藤克夫 |
8 | 1 | 2 | カネミカサ | 牡5 | 11 | 55 | 蛯沢誠治 | 2:36.9 | 1 1/2 | 成宮明光 | 畠山伊公子 |
9 | 6 | 11 | インターグロリア | 牝5 | 4 | 53 | 樋口弘 | 2:37.1 | 1 1/2 | 柳田次男 (栗東) |
松岡正雄 |
10 | 8 | 15 | リンドプルバン | 牡3 | 10 | 54 | 嶋田功 | 2:37.1 | アタマ | 見上恒芳 (美浦) |
株式会社 デルマークラブ |
11 | 5 | 10 | バンブトンコート | 牡4 | 14 | 56 | 伊藤清章 | 2:37.3 | 1 | 伊藤修司 (栗東) |
樋口正蔵 |
12 | 4 | 8 | ハツシバオー | 牡4 | 12 | 56 | 岡部幸雄 | 2:37.3 | ハナ | 高橋英夫 (美浦) |
佐久間有寿 |
13 | 5 | 9 | インターグシケン | 牡4 | 5 | 56 | 柴田政人 | 2:37.6 | 1 3/4 | 久保田金造 (美浦) |
松岡正雄 |
14 | 7 | 14 | カシュウチカラ | 牡6 | 13 | 55 | 郷原洋行 | 2:37.6 | アタマ | 矢倉玉男 (美浦) |
吉田権三郎 |
15 | 1 | 1 | ボールドエーカン | 牡3 | 16 | 54 | 村本善之 | 2:38.2 | 3 1/2 | 内藤繁春 (栗東) |
白馬株式会社 |
中止 | 8 | 16 | ビンゴガルー | 牡3 | 3 | 54 | 中野栄治 | — | — | 久保田金造 (美浦) |
有限会社芦屋 |
払戻金詳細
単勝 | 3 | 490円 |
複勝 | 3 | 190円 |
12 | 430円 | |
7 | 420円 | |
枠連 | 2-6 | 1,450円 |
備考
この年の宝塚記念を制した昨年のダービー馬・サクラショウリが1番人気。
脚部不安に悩まされ、この年今だに勝利のないグリーングラスが2番人気。
この年の皐月賞馬・ビンゴガルーが3番人気となりましたが、レース途中で故障し競走中止という事態に追い込まれてしまいました。
その後、3コーナー中間地点でグリーングラスがロングスパートをしかけ、これを各馬が追う展開となります。
グリーングラスは後続を大きく引き離して直線を駆け上がりますが、これをメジロファントムが猛追。
徐々にその差が縮まっていきます。
そして、2頭がちょうど並んだところでほぼ同時にゴールイン。
きわどい勝負の結果は、グリーングラスがメジロファントムをハナ差しのいで優勝しました。
グリーングラスはこのレースで引退となり、年度代表馬を受賞。
テンポイント・トウショウボーイ・グリーングラスのTTG3強は、3頭とも有馬記念を制し、年度代表馬に輝いたことになります。
レース後の「グリーングラスが輝きました!トウショウボーイとテンポイントと死闘を繰り広げたグリーングラスが、見事に有馬記念3回目の挑戦で王座につきました!」という盛山毅アナウンサーの実況も、これまた名文句となっています。