概要

  • 競馬場:東京競馬場
  • 発走日時:1998年11月29日(日)15時20分
  • 距離:2400m
  • 天気:晴
  • 馬場状態:芝・良

全着順

※馬齢は現在の表記で統一しています。

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 人気 斤量 騎手 タイム 着差 上り
(推定)
馬体重
(増減)
調教師 馬主
1 6 11 エルコンドルパサー 牡3 3 55 蛯名正義 2:25.9 35.0 472
(+2)
二ノ宮敬宇
(美浦)
渡邊隆
2 1 1 エアグルーヴ 牝5 2 55 横山典弘 2:26.3 2 1/2 35.1 472
(-6)
伊藤雄二
(栗東)
ラッキーフィールド
3 5 9 スペシャルウィーク 牡3 1 55 岡部幸雄 2:26.4 1/2 35.3 470
(-6)
白井寿昭
(栗東)
臼田浩義
4 4 6 チーフベアハート 牡5 4 57 J.A.サントス 2:26.7 2 35.0 460
(0)
M.R.フロスタッド
(加国)
サムソン牧場
5 3 5 マックスジーン 牝5 9 55 C.アスムッセン 2:26.7 ハナ 35.0 504
(0)
T.スキフィントン
(米国)
関口房朗
6 2 3 ユーセイトップラン 牡5 12 57 河内洋 2:26.7 クビ 34.6 484
(+4)
音無秀孝
(栗東)
アサヒクラブ
7 3 4 フェイスフルサン セ4 8 57 L.デットーリ 2:26.8 クビ 35.4 452
(0)
S.ビンスルール
(UAE)
ゴドルフィン
8 2 2 シルクジャスティス 牡4 5 57 藤田伸二 2:27.2 2 1/2 35.8 470
(-4)
大久保正陽
(栗東)
シルク
9 7 12 ゴーイングスズカ 牡5 15 57 南井克巳 2:27.3 クビ 35.7 458
(0)
橋田満
(栗東)
永井啓弐
10 4 7 ステイゴールド 牡4 6 57 熊沢重文 2:27.3 ハナ 36.2 426
(0)
池江泰郎
(栗東)
社台レースホース
11 5 8 カイタノ 牡4 7 57 O.ペリエ 2:27.4 1/2 36.1 468
(0)
A.シュッツ
(独国)
G.タナカ
12 8 14 ウンガロ 牡4 11 57 T.ヘリヤー 2:27.7 2 36.8 514
(0)
H.ブルーメ
(独国)
レットゲン牧場
13 6 10 トキオエクセレント セ4 14 57 柴田善臣 2:27.7 ハナ 36.1 446
(-4)
高橋裕
(美浦)
吉田勝己
14 7 13 サイレントハンター 牡5 13 57 吉田豊 2:28.0 1 3/4 37.7 492
(+6)
大久保洋吉
(美浦)
臼田浩義
15 8 15 ルソー 牡6 10 57 M.キネーン 2:30.3 大差 38.9 530
(0)
C.E.ブリテン
(英国)
S.マナナ

払戻金詳細

単勝 11 600円 3番人気
複勝 11 200円 3番人気
1 150円 2番人気
9 130円 1番人気
枠連 1-6 1,910円 8番人気
馬連 1-11 1,980円 5番人気

備考

この年のダービー馬・スペシャルウィークが1番人気に支持されました。

昨年2着に惜敗した日本の女傑・エアグルーヴが2番人気。

この年のNHKマイルカップを制したエルコンドルパサーが3番人気。

昨年のブリーダーズカップターフの優勝馬である、カナダのチーフベアハートが4番人気と続きました。

レースは、道中エルコンドルパサーが3番手、スペシャルウィークが5番手、そのすぐ後ろをエアグルーヴが追走するという展開で進みます。

直線に入ると、エルコンドルパサーが馬群の真ん中から抜け出し、残り200m付近で先頭に立ちます。

その内からエアグルーヴが懸命に追いすがり、外からスペシャルウィークが追い込んできますが。

エルコンドルパサーの脚色は衰えることなく、2頭の追撃をおさえて優勝しました。

2着のエアグルーヴに2馬身半差をつける圧勝という内容でした。

エアグルーヴは昨年に続いて2着、スペシャルウィークは3着、チーフベアハートは4着。

日本馬が1~3着を独占するという快挙でした。

余談

実は、このレース、私は東京競馬場で生で観戦しました。

大学の部活の同期と後輩合わせて5人くらいで。

エアグルーヴの大ファンであった私は、当然エアグルーヴを応援したわけです。

ただ、前走のエリザベス女王杯で3着に敗れ、それから2週間しか経っていないので、勝つのは難しいかな~と予想していました。

エルコンドルパサーにもスペシャルウィークに対しても分が悪いかなぁと思っていました。

それでも、何とか頑張ってほしいと。

後輩の1人が「エアグルーヴ、本当に勝てると思います?」と聞かれ、「父のトニービンも6歳で凱旋門賞を勝ったんだから、エアグルーヴも同じ6歳だし、勝てるはず」と緊張して、とんちんかんな応答をしたのを覚えています(汗)

そして、ゴール前、エルコンドルパサーに懸命に並びかけようとする姿を、祈るような思いで見守りましたが。

エルコンドルパサーに逆に引き離され、2馬身半差の2着。

う~ん、完敗でしたね。

エルコンドルパサー、強すぎました。

それでも、スペシャルウィークには先着したので、ある程度納得した感はありました。

とはいえ、やっぱり悔しかったですね。

エルコンドルパサーが出ていなかったら…と思うところがあります。