概要
- 競馬場:東京競馬場
- 発走日時:1997年11月23日(日)15時20分
- 距離:2400m
- 天気:晴
- 馬場状態:芝・良
全着順
※馬齢は現在の表記で統一しています。
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上り (推定) |
馬体重 (増減) |
調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 3 | ピルサドスキー | 牡6 | 3 | 57 | M.キネーン | 2:25.8 | 34.6 | 502 (0) |
M.スタウト (英国) |
ウェインストック卿 | |
2 | 6 | 9 | エアグルーヴ | 牝5 | 2 | 55 | 武豊 | 2:25.8 | クビ | 34.8 | 472 (-6) |
伊藤雄二 (栗東) |
ラッキーフィールド |
3 | 8 | 13 | バブルガムフェロー | 牡5 | 1 | 57 | 岡部幸雄 | 2:26.0 | 1 1/4 | 34.9 | 490 (+4) |
藤沢和雄 (美浦) |
社台レースホース |
4 | 7 | 12 | カイタノ | 牡4 | 6 | 55 | A.シュタルケ | 2:26.1 | クビ | 34.7 | 460 (0) |
B.シュッツ (独国) |
シュタール・ ブラウアー・ロイター |
5 | 1 | 1 | シルクジャスティス | 牡4 | 4 | 55 | 藤田伸二 | 2:26.2 | クビ | 34.6 | 466 (+4) |
大久保正陽 (栗東) |
シルク |
6 | 8 | 14 | アスタラバド | 牡4 | 7 | 55 | G.モッセ | 2:26.2 | アタマ | 34.8 | 482 (0) |
A.ドロワイエデュプレ (仏国) |
アガ・カーン殿下 |
7 | 5 | 7 | ツクバシンフォニー | 牡5 | 12 | 57 | 吉田豊 | 2:26.3 | 1/2 | 35.6 | 484 (-6) |
伊藤正徳 (美浦) |
細谷昭夫 |
8 | 6 | 10 | オスカーシンドラー | 牡6 | 5 | 57 | C.アスムッセン | 2:26.8 | 3 | 35.5 | 510 (0) |
K.プレンダガスト (愛国) |
D.レーン |
9 | 5 | 8 | ローゼンカバリー | 牡5 | 13 | 57 | 横山典弘 | 2:26.9 | 1/2 | 35.4 | 480 (0) |
鈴木康弘 (美浦) |
社台レースホース |
10 | 3 | 4 | モンズ | 牡5 | 10 | 57 | J.リード | 2:27.0 | 1/2 | 36.0 | 442 (0) |
L.クマーニ (英国) |
E.ヴェスティ |
11 | 4 | 5 | ロイヤルタッチ | 牡5 | 8 | 57 | 蛯名正義 | 2:27.1 | 1/2 | 35.8 | 456 (+2) |
伊藤雄二 (栗東) |
太田美實 |
12 | 4 | 6 | エボニーグローブ | 牡5 | 9 | 57 | R.ダイ | 2:27.4 | 2 | 36.0 | 508 (0) |
G.ロジャーソン (豪州) |
バッキンガム&トビン |
13 | 2 | 2 | スノーエンデバー | 牡4 | 14 | 55 | 中舘英二 | 2:27.6 | 1 1/2 | 36.4 | 486 (0) |
森秀行 (栗東) |
藤本龍也 |
14 | 7 | 11 | タイキフォーチュン | 牡5 | 11 | 57 | 柴田善臣 | 2:28.3 | 4 | 37.5 | 492 (-6) |
高橋祥泰 (美浦) |
大樹ファーム |
払戻金詳細
単勝 | 3 | 460円 | 3番人気 |
複勝 | 3 | 160円 | 3番人気 |
9 | 140円 | 2番人気 | |
13 | 140円 | 1番人気 | |
枠連 | 3-6 | 570円 | 1番人気 |
馬連 | 3-9 | 860円 | 1番人気 |
備考
前走天皇賞(秋)2着のバブルガムフェローが1番人気。
そのバブルガムフェローを天皇賞(秋)で破ったエアグルーヴが2番人気。
ブリーダーズカップターフなどG1・5勝をあげ、凱旋門賞も2年連続2着というイギリスの強豪・ピルサドスキーが3番人気と続きました。
レースは、道中ハナを奪ったツクバシンフォニーが、直線に入っても先頭で粘り、これを各馬が追う展開となります。
直線半ばで、外からエアグルーヴが交わし、一旦先頭に立ちます。
しかし、その内を突くようにして、ピルサドスキーが抜け出します。
エアグルーヴは類まれなる勝負根性で、再び差しかえそうと懸命に食らいつきますが…
詰め寄ったものの届かず、クビ差というわずかな差でピルサドスキーが優勝しました。
なお、バブルガムフェローはエアグルーヴから遅れること1馬身1/4差の3着。
ピルサドスキーは、このレースで引退となり、有終の美を飾りました。
感想
さて、いつものように、私はこのレースをテレビで生で観ていました。
エアグルーヴが大好きだったので、必死で応援したわけです。
で、ご存じの方も多いと思いますが、パドックで、ピルサドスキーが、あろうことか、馬っ気を出して、自身の大きなイチモツをブランブランさせていたんです(汗)
「何じゃ、この馬!?」
「日本のレースをなめとんのか?」
と思ったのは、私だけではないはずです。
そういう状態だったので、ピルサドスキーがまず勝つことはないだろうと予測したのですが。
まさか、勝ってしまうなんて。
しかも、エアグルーヴが差しかえして、クビ差まで詰め寄ったので、あともう50mくらい距離があったら、エアグルーヴが勝っていたのではないかと想像してしまいます。
ほんと、悔しくて仕方なかったです。
エアグルーヴの鞍上の武豊騎手は、ピルサドスキーは格が違ったと恐れ入った様子でしたが、個人的には、憎たらしい馬だなあと思った次第です。