概要
- 競馬場:東京競馬場
- 発走日時:1992年11月29日(日)15時20分
- 距離:2400m
- 天気:晴
- 馬場状態:芝・重
全着順
※馬齢は現在の表記で統一しています。
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上り (推定) |
馬体重 (増減) |
調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 14 | トウカイテイオー | 牡4 | 5 | 57 | 岡部幸雄 | 2:24.6 | 36.3 | 470 (-2) |
松元省一 (栗東) |
内村正則 | |
2 | 5 | 7 | ナチュラリズム | 牡4 | 2 | 57 | L.ディットマン | 2:24.7 | クビ | 36.6 | 440 (0) |
D.L.フリードマン (豪州) |
K.シルク/td> |
3 | 6 | 9 | ディアドクター | 牡5 | 4 | 57 | C.アスムッセン | 2:24.8 | 1/2 | 36.1 | 478 (0) |
J.ハモンド (仏国) |
H.シャルーブ |
4 | 4 | 6 | レガシーワールド | セ3 | 10 | 55 | 小谷内秀 | 2:25.4 | 3 1/2 | 37.6 | 482 (+2) |
戸山為夫 (栗東) |
ホースタジマ |
5 | 8 | 13 | ヒシマサル | 牡3 | 8 | 55 | 武豊 | 2:25.5 | 3/4 | 37.0 | 490 (-6) |
佐山優 (栗東) |
阿部雅一郎 |
6 | 1 | 1 | ユーザーフレンドリー | 牝3 | 1 | 53 | G.ダフィールド | 2:25.6 | 3/4 | 37.5 | 468 (0) |
C.E.ブリテン (英国) |
W.J.グレドリー |
7 | 6 | 10 | レッツイロープ | 牝5 | 3 | 55 | D.ビードマン | 2:26.3 | 4 | 37.5 | 502 (0) |
J.カミングス | ショアハムパーク |
8 | 3 | 4 | レッツゴーターキン | 牡5 | 11 | 57 | 大崎昭一 | 2:26.6 | 1 3/4 | 37.9 | 454 (+2) |
橋口弘次郎 (栗東) |
日本ダイナースクラブ |
9 | 2 | 2 | イクノディクタス | 牝5 | 14 | 55 | 村本善之 | 2:26.7 | クビ | 38.3 | 474 (+12) |
福島信晴 (栗東) |
勝野憲明 |
10 | 4 | 5 | ドクターデヴィアス | 牡3 | 7 | 55 | C.マッキャロン | 2:26.7 | ハナ | 38.7 | 456 (0) |
P.チャプルハイアム (英国) |
S.H.クレイグ |
11 | 7 | 11 | クエストフォーフェイム | 牡5 | 6 | 57 | P.J.エデリー (英国) |
2:26.8 | クビ | 38.3 | 492 (0) |
R.フランケル (米国) |
ジャドモントファームズ |
12 | 5 | 8 | ヤマニングローバル | 牡5 | 12 | 57 | 河内洋 | 2:26.8 | ハナ | 38.3 | 514 (+4) |
浅見国一 (栗東) |
土井宏二 |
13 | 3 | 3 | ヴェールタマンド | 牡4 | 9 | 57 | D.ブフ | 2:27.0 | 1 1/2 | 38.5 | 486 (0) |
E.ルルーシュ (仏国) |
E.サラソラ |
14 | 7 | 12 | ハシルショウグン | 牡4 | 13 | 57 | 鈴木啓之 | 2:27.5 | 3 | 39.1 | 492 (0) |
赤間清松 (大井) |
渡辺典六 |
払戻金詳細
単勝 | 14 | 1,820円 | 7番人気 |
複勝 | 14 | 570円 | 9番人気 |
3 | 250円 | 2番人気 | |
11 | 550円 | 8番人気 | |
枠連 | 2-8 | 3,730円 | 14番人気 |
馬連 | 3-14 | 6,670円 | 19番人気 |
備考
この年の英・愛オークス、ヨークシャーオークス、さらにはイギリスセントレジャーを勝利し、凱旋門賞も2着となるなど、古馬にも牡馬にも引けをとらない実績を持つユーザーフレンドリーが1番人気。
オーストラリアの2冠馬・ナチュラリズムが2番人気。
同じくオーストラリアでG1を4勝しているレッツイロープが3番人気と続きました。
さらに、この年のアーリントンミリオン優勝馬・ディアドクター、一昨年のイギリスダービー馬・クエストフォーフェイム、この年のイギリスダービー馬・ドクターデヴィアスなど、豪華な顔ぶれとなり、当時史上最強の名馬がそろったと言われたレース。
日本勢では、昨年のクラシック2冠馬トウカイテイオーが出走するも、5番人気にとどまりました。
しかし、トウカイテイオーは道中5番手の好位置につけ、直線に入ると馬群の真ん中から抜けだし、一旦抜先頭に立ったナチュラリズムをとらえます。
ナチュラリズムとの激しい競り合いとなりましたが、トウカイテイオーがわすかクビ差ながら叩き合いを制し、見事に優勝しました。
前走天皇賞(秋)で7着と惨敗したこともあり、「トウカイテイオーはもう終わった」という声もありましたが、それを払拭する復活の勝利でした。
ナチュラリズムとの叩き合いについて聞かれ、「後ろを心配してたんですけど、逆に内で粘られて、慌てて内をめがけていった感じですね」と満面の笑みで答える岡部騎手の姿が印象的でした。