概要
- 競馬場:京都競馬場
- 発走日時:1998年11月15日(日)15時40分
- 距離:2200m
- 天気:晴
- 馬場状態:芝・良
全着順
※馬齢は現在の表記で統一しています。
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 人気 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 上り (推定) |
馬体重 (増減) |
調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | メジロドーベル | 牝4 | 2 | 56 | 吉田豊 | 2:12.8 | 33.5 | 478 (-6) |
大久保洋吉 (美浦) |
メジロ商事 | |
2 | 8 | 14 | ランフォザドリーム | 牝4 | 5 | 56 | 河内洋 | 2:13.0 | 1 1/4 | 34.0 | 512 (+4) |
田中耕太郎 (栗東) |
高瀬牧場 |
3 | 3 | 3 | エアグルーヴ | 牝5 | 1 | 56 | 横山典弘 | 2:13.1 | 3/4 | 33.8 | 478 (+4) |
伊藤雄二 (栗東) |
ラッキーフィールド |
4 | 5 | 8 | ナギサ | 牝5 | 14 | 56 | 安田富男 | 2:13.3 | 1 1/2 | 34.3 | 484 (-4) |
藤原辰雄 (美浦) |
飯田正 |
5 | 4 | 6 | エリモエクセル | 牝3 | 3 | 54 | 的場均 | 2:13.4 | クビ | 33.8 | 438 (+4) |
加藤敬二 (栗東) |
山本慎一 |
6 | 8 | 13 | グレースアドマイヤ | 牝4 | 4 | 56 | 藤田伸二 | 2:13.5 | 3/4 | 34.0 | 434 (+2) |
小林稔 (栗東) |
近藤英子 |
7 | 6 | 10 | ラティール | 牝3 | 11 | 54 | 角田晃一 | 2:13.6 | 3/4 | 34.0 | 486 (-2) |
加藤敬二 (栗東) |
前田晋二 |
8 | 5 | 7 | エガオヲミセテ | 牝3 | 6 | 54 | 四位洋文 | 2:13.7 | 3/4 | 34.0 | 450 (+2) |
音無秀孝 (栗東) |
小田切有一 |
9 | 7 | 12 | ナリタルナパーク | 牝3 | 8 | 54 | 佐藤哲三 | 2:13.8 | 1/2 | 34.2 | 432 (+6) |
大久保正陽 (栗東) |
山路秀則 |
10 | 2 | 2 | メジロランバダ | 牝5 | 7 | 56 | 高橋亮 | 2:14.0 | 1 1/2 | 34.2 | 514 (+4) |
池江泰郎 (栗東) |
メジロ牧場 |
11 | 6 | 9 | パルブライト | 牝6 | 12 | 56 | 木幡初広 | 2:14.3 | 2 | 34.5 | 440 (-8) |
杉浦宏昭 (美浦) |
木浪巖 |
12 | 3 | 4 | ビワグッドラック | 牝3 | 13 | 54 | 秋山真一郎 | 2:14.5 | 1 1/4 | 34.8 | 446 (0) |
松田博資 (栗東) |
ビワ |
13 | 7 | 11 | ケープリズバーン | 牝3 | 9 | 54 | 松永幹夫 | 2:14.8 | 2 | 35.6 | 490 (+8) |
池江泰郎 (栗東) |
社台レースホース |
14 | 4 | 5 | アーティストターフ | 牝4 | 10 | 56 | 塩村克己 | 2:15.4 | 3 1/2 | 35.8 | 426 (-10) |
山内研二 (栗東) |
ターフ・スポート |
払戻金 詳細
単勝 | 1 | 460円 | 2番人気 |
複勝 | 1 | 130円 | 2番人気 |
14 | 260円 | 5番人気 | |
3 | 100円 | 1番人気 | |
枠連 | 1-8 | 1,470円 | 5番人気 |
馬連 | 1-14 | 3,890円 | 12番人気 |
備考・感想
前走札幌記念を含めこの年も牡馬相手に重賞2勝をあげている、現役最強牝馬エアグルーヴが断トツの1番人気に支持されました。
2番人気はメジロドーベル、3番人気はエリモエクセルと続き、3代のオークス馬が人気上位を占めました。
レースはスローペースで進み、エアグルーヴ、メジロドーベル、エリモエクセル3頭とも中団につけます。
メジロドーベルは途中折り合いを欠き、かかる場面がありましたが、しばらくして落ち着きを取り戻した様子。
直線に入ると、半ばでランフォザドリームが先頭に立ち、最内からメジロドーベル、外からエアグルーヴが猛追してきます。
メジロドーベルは鋭い末脚でランフォザドリームを交わしますが、エアグルーヴは前2頭になかなか届かず。
結局、そのままメジロドーベルがランフォザドリームを1馬身1/4差おさえて優勝しました。
鞍上の吉田豊騎手は会心の騎乗で、立ち上がって大きなガッツポーズ。
エアグルーヴはよく追い込んだものの、ランフォザドリームから3/4馬身差の3着に終わりました。
メジロドーベルはエアグルーヴに過去3戦して全て先着を許していましたが、このレースで初めて勝利し、瞬発力勝負では負けないところを印象付けました。
さて、例のごとく、私はテレビで生で観ていましたが。
エアグルーヴの大ファンであった身としては、めちゃめちゃショックでした。
ショックのあまり、この日の晩ご飯はほとんど食べれないくらい(汗)
後日、タイキシャトルがスプリンターズステークスでまさかの敗北を喫しましたが、当時の大学の後輩が「タイキシャトルよりもエアグルーヴの(エリザベス女王杯優勝)方が固いと思ってましたよ」と言ってました。
それくらい、誰もがエアグルーヴの勝利を予想していたわけですが。
「競馬は何が起こるか分からない」と、言い古された格言を改めて身に染みて痛感した次第です。