概要

  • 競馬場:京都競馬場
  • 発走日時:2020年10月25日(日)15時40分
  • 距離:3000m
  • 天気:晴
  • 馬場状態:芝・良

全着順

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 人気 斤量 騎手 タイム 着差 上り
(推定)
馬体重
(増減)
調教師 馬主
1 2 3 コントレイル 牡3 1 57 福永祐一 3:05.5 35.2 458
(-2)
矢作芳人
(栗東)
前田晋二
2 5 9 アリストテレス 牡3 4 57 C.ルメール 3:05.5 クビ 35.1 474
(+8)
音無秀孝
(栗東)
近藤英子
3 5 10 サトノフラッグ 牡3 5 57 戸崎圭太 3:06.1 3 1/2 35.2 490
(+4)
国枝栄
(美浦)
サトミホース
カンパニー
4 4 8 ディープボンド 牡3 7 57 和田竜二 3:06.2 クビ 36.1 484
(-6)
大久保龍志
(栗東)
前田晋二
5 7 15 ブラックホール 牡3 14 57 藤岡佑介 3:06.2 クビ 35.4 436
(-8)
相沢郁
(美浦)
芹澤精一
6 7 13 ロバートソンキー 牡3 9 57 伊藤工真 3:06.6 2 35.6 470
(-4)
林徹
(美浦)
保坂和孝
7 3 6 ヴェルトライゼンデ 牡3 2 57 池添謙一 3:06.9 2 36.3 488
(0)
池江泰寿
(栗東)
サンデーレーシング
8 7 14 ヴァルコス 牡3 6 57 岩田康誠 3:07.1 1 1/4 36.5 502
(+6)
友道康夫
(栗東)
佐々木主浩
9 1 2 ガロアクリーク 牡3 10 57 川田将雅 3:07.5 2 1/2 37.4 498
(-4)
上原博之
(美浦)
水上行雄
10 6 11 バビット 牡3 3 57 内田博幸 3:07.6 クビ 37.7 450
(-12)
浜田多実
(栗東)
宮田直也
11 2 4 マンオブスピリット 牡3 13 57 M.デムーロ 3:07.6 クビ 36.9 488
(+2)
斉藤崇史
(栗東)
ホシノレーシング
12 3 5 サトノインプレッサ 牡3 11 57 坂井瑠星 3:07.8 1 37.2 484
(0)
矢作芳人
(栗東)
サトミホース
カンパニー
13 1 1 ディアマンミノル 牡3 12 57 幸英明 3:07.9 1/2 37.1 458
(-6)
本田優
(栗東)
吉岡實
14 8 16 ターキッシュパレス 牡3 16 57 富田暁 3:07.9 クビ 36.6 472
(+4)
昆貢
(栗東)
ゴドルフィン
15 4 7 ダノングロワール 牡3 8 57 北村友一 3:08.5 3 1/2 38.1 488
(+4)
国枝栄
(美浦)
ダノックス
16 6 12 レクセランス 牡3 15 57 松山弘平 3:09.2 4 38.4 480
(-4)
池添学
(栗東)
シルクレーシング
17 8 18 ビターエンダー 牡3 17 57 津村明秀 3:09.4 1 1/4 38.3 476
(+2)
相沢郁
(美浦)
ヒダカ・ブリーダーズ
・ユニオン
18 8 17 キメラヴェリテ 牡3 18 57 松若風馬 3:11.7 大差 41.8 540
(0)
中竹和也
(栗東)
加藤誠

払戻金詳細

単勝 3 110円 1番人気
複勝 3 110円 1番人気
9 350円 4番人気
10 510円 2番人気
枠連 2-5 510円 2番人気
馬連 3-9 910円 3番人気
ワイド 3-9 530円 3番人気
3-10 550円 4番人気
9-10 2,780円 24番人気
馬単 3-9 1,010円 3番人気
3連複 3-9-10 3,810円 10番人気
3連単 3-9-10 8,740円 21番人気

備考・感想

無敗でのクラシック3冠を目指すコントレイルが圧倒的1番人気に支持されました。

良馬場であるものの、雨で内側の馬場が荒れていたため、全頭が外目を通る中、コントレイルはちょうど中団につけます。

直線に入ると、真ん中から鋭く伸び、内にいた馬を交わし、そのまま余裕を持ってゴールインするかと思われましたが。

コントレイルをマークし続けていたアリストテレスがすぐ外から食らいついて離れず、2頭の激しい叩き合いとなります。

思わぬ大接戦に、「コントレイル、苦しいか?」という実況、さらに競馬場にいた小数の観客からも悲鳴が…

それでも、コントレイルはアリストテレスに決して前を譲らず、クビ差という僅差ではあるものの、苦しみながらも勝利し、クラシック3冠を達成しました。

史上8頭目、無敗では父・ディープインパクト以来となる3頭目という偉業です。

さて、いつものように、私はテレビで生で観ていましたが。

コントレイルが3冠を達成すると予想していましたが、まさかここまで苦戦するとは思いませんでした。

おそらく、誰もがそう思ったと思います。

で、私の予想では、コントレイルの3冠達成に立ちはだかる怖い存在は、筆頭アリストテレス、対抗バビットでした。

だって、ルメールさんなら絶対にコントレイルを負かすための作戦を何かしら仕掛けてくると思いましたら。

しかも、「アリストテレス」という古代ギリシアの大哲人の名前がインパクトがありすぎて、さらに怖い(苦笑)

競馬ファンの方なら、ディープインパクトが初めて負けたレースの有馬記念で、勝利したハーツクライに騎乗していたのがルメール騎手だったというのはご存じだと思います。

その時は、意表をつく先行策で、ディープインパクトの追撃を退けましたが、そのときの因縁を感じたわけです。

今回は、コントレイルを徹底的にマークするという作戦に出ましたね。

やはり、これが功を奏して、あわや…というところまで追いつめたわけです。

ただ、3着のサトノフラッグとの差は3馬身半もあったので、コントレイルとアリストテレスの実力が他の馬より抜けていたというのは確かですね。

コントレイルにとって3000mという距離は長いと陣営は考えていたようですが、クビ差とはいえ、最後までアリストテレスに抜かせなかった勝負根性は凄かったと思います。

今回のレース結果から、3200mとさらに長い距離となる天皇賞(春)に出走するかどうかは慎重になるかもしれません。

それでも、コントレイルの今後の活躍が楽しみですね。

そして、個人的には、アリストテレスがどれだけ化けるのかにも興味津々です。