概要

  • 競馬場:京都競馬場
  • 発走日時:1989年11月12日(日)15時35分
  • 距離:2400m
  • 天気:曇
  • 馬場状態:芝・良

全着順

※馬齢は現在の表記で統一しています。

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 人気 斤量 騎手 タイム 着差 上り
(推定)
馬体重
(増減)
調教師 馬主
1 3 6 サンドピアリス 牝3 20 55 岸滋彦 2:28.8 48.9 414
(-6)
吉永忍
(栗東)
ヒダカ・ブリーダーズ
・ユニオン
2 7 17 ヤマフリアル 牝3 10 55 村本善之 2:29.0 1 49.5 460
(0)
小林稔
(栗東)
山田英男
3 4 8 シンビクトリー 牝3 14 55 角田晃一 2:29.1 1/2 48.5 466
(-10)
新川恵
(栗東)
林正夫
4 6 14 ホウヨウファイナル 牝3 15 55 岡潤一郎 2:29.2 1/2 49.8 426
(-4)
庄野穂積
(栗東)
豊洋牧場
5 3 5 シンエイロータス 牝3 4 55 安田隆行 2:29.2 クビ 49.9 492
(+4)
吉岡八郎
(栗東)
緒方利信
6 7 19 リアルプリティ 牝3 13 55 田原成貴 2:29.3 1/2 50.3 432
(-6)
平井雄二
(美浦)
グリーンファーム
7 5 11 メジロモントレー 牝3 2 55 柴田政人 2:29.7 2 1/2 50.6 470
(+6)
奥平真治
(美浦)
メジロ牧場
8 3 7 ライトカラー 牝3 7 55 田島良保 2:29.9 1 1/2 50.0 438
(-2)
清田十一
(栗東)
伊藤照三
9 6 16 リリーズブーケ 牝3 9 55 河内洋 2:30.1 1 50.3 452
(+2)
渡辺栄
(栗東)
下河辺牧場
10 1 1 シルビアワン 牝3 16 55 南井克巳 2:30.1 アタマ 49.7 418
(-2)
橋田満
(栗東)
近藤利一
11 1 2 グローリーアゲン 牝3 12 55 田村正光 2:30.3 1 1/4 50.1 474
(0)
梶与四松
(美浦)
浅川皓司
12 4 10 ファンドリポポ 牝3 8 55 西浦勝一 2:30.5 1 1/2 51.3 452
(-8)
松永善晴
(栗東)
水戸富雄
13 5 12 カッティングエッジ 牝3 3 55 蛯沢誠治 2:30.7 1 1/4 50.8 436
(0)
高橋英夫
(美浦)
社台レースホース
14 5 13 サンフラワーマミー 牝3 17 55 芹沢純一 2:30.9 1 1/2 51.3 442
(+6)
坂口正則
(栗東)
石田正敏
15 2 4 ラブオンリーユー 牝3 19 55 中竹和也 2:31.4 3 51.2 446
(+2)
吉田三郎
(栗東)
マエコウファーム
16 2 3 レディゴシップ 牝3 5 55 的場均 2:31.4 クビ 52.3 462
(0)
尾形充弘
(美浦)
社台レースホース
17 6 15 キオイドリーム 牝3 11 55 横山典弘 2:31.5 クビ 52.6 450
(-2)
石栗龍雄
(美浦)
大谷米一
18 4 9 ヤンゲストシチー 牝3 6 55 本田優 2:31.6 1/2 52.2 410
(0)
清水出美
(栗東)
友駿ホースクラブ
19 7 18 ミキノルーブル 牝3 18 55 松永幹夫 2:31.9 1 3/4 51.3 444
(-6)
山本正司
(栗東)
新井操
20 8 20 シャダイカグラ 牝3 1 55 武豊 2:36.4 大差 57.5 454
(0)
伊藤雄二
(栗東)
米田茂

払戻金 詳細

単勝 6 43,060円 20番人気
複勝 6 7,670円 20番人気
17 720円 7番人気
8 6,050円 18番人気
枠連 3-7 8,460円 19番人気

備考

この年の桜花賞馬・シャダイカグラが前走のローズステークスを快勝し、1番人気に支持されました。

2番人気は、前走のクイーンステークスを勝利したメジロモントレー。

この年のオークス馬・ライトカラーは、オークス後惨敗が続いていたため、7番人気と大きく評価を下げました。

レースはシャダイカグラが道中4番手あたりの位置につけ、第3コーナーで先頭に躍り出る勢いで加速します。

しかし、直線に入る前に急激に失速し、ずるずると後退。

突然のアクシデントで、直線の追い比べも混戦状態。

そこへ、大外から一気にゴールへ突き進んだのは、サンドピアリス!

アッという間に、内にいた他馬を抜き去り、1着でゴールインしました。

サンドピアリスは20頭立ての20番人気と最低人気で、単勝の配当金は43,060円という万馬券。

関西テレビの杉本清アナウンサーも、

「これはびっくりだ!サンドピアリスに間違いない!」

と驚きを隠せない様子で、実況をしていました。

この言葉は今でも有名ですが、杉本アナウンサーによると、自分に言い聞かせるための言葉でもあったと述懐しています。

対して、1番人気のシャダイカグラは故障しながらも大差の最下位で入線。

脚をひきずりながらのゴールで、この光景に感動した競馬ファンも多くいるようです。

また、2着のヤマフリアルは10番人気、3着のシンビクトリーは14番人気と、人気薄の馬が上位に入り、もし現在のようにワイドや3連複、3連単までの投票方式があったならどれだけの配当になっていたのかを予想する競馬ファンも多いとのこと。

そういう推測をしたくなるのも、うなずけるレース結果でした。