概要

  • 競馬場:東京競馬場
  • 発走日時:1984年10月28日(日)15時35分
  • 距離:2000m
  • 天気:晴
  • 馬場状態:芝・良

全着順

※馬齢は現在の表記で統一しています。

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 人気 斤量 騎手 タイム 着差 調教師 馬主
1 7 13 ミスターシービー 牡4 1 58 吉永正人 1:59.3 (レコード) 松山康久
(美浦)
千明牧場
2 8 14 テュデナムキング 牡4 8 58 的場均 1:59.4 1/2 大久保房松
(美浦)
川崎善之助
3 6 11 ロンググレイス 牝4 7 56 田原成貴 1:59.5 1/2 小林勘治郎
(美浦)
中井長一
4 4 8 トウショウペガサス 牡5 5 58 中島啓之 1:59.5 ハナ 奥平作太郎
(美浦)
トウショウ
産業株式会社
5 4 7 カツラギエース 牡4 2 58 西浦勝一 1:59.5 ハナ 土門一美
(栗東)
野出一三
6 1 2 サンオーイ 牡4 3 58 郷原洋行 1:59.6 3/4 矢野進
(美浦)
酒巻仁五郎
7 1 1 スズカコバン 牡4 4 58 村本善之 1:59.8 3/4 小林勘治郎
(美浦)
永井永一
8 5 10 スーパースワロー 牡5 11 58 伊藤正徳 1:59.9 1/2 尾形充弘
(美浦)
松本兼吉
9 2 3 ミサキネバアー 牡5 13 58 南井克巳 2:00.0 1/2 田中四郎
(栗東)
菊地正義
10 6 12 アローボヘミアン 牡5 15 58 柴田政人 2:00.1 1/2 梶与四松
(美浦)
伊達秀和
11 2 4 ヤマノシラギク 牝5 14 56 松田幸春 2:00.4 1 3/4 大久保正陽
(栗東)
奥村啓二
12 5 9 ダスゲニー 牝4 12 56 田村正光 2:00.5 1/2 新関力
(美浦)
三島武
13 8 15 キョウエイレア 牡5 10 58 蛯名信広 2:00.5 クビ 久保田金造
(美浦)
松岡正雄
14 3 6 モンテファスト 牡6 9 58 竹原啓二 2:00.8 1 3/4 松山吉三郎
(美浦)
毛利喜八
15 3 5 ホリスキー 牡5 6 58 菅原泰夫 2:01.7 5 本郷重彦
(美浦)
堀川三之助

払戻金 詳細

単勝 13 170円
複勝 13 120円
14 690円
11 410円
枠連 7-8 1,790円

備考

グレード制の導入により、この年から天皇賞(秋)は2000mになりました。

約1年ぶりのレースとなった前走の毎日王冠で2着だったとはいえ、復活が明らかだったクラシック3冠馬・ミスターシービーが圧倒的な1番人気に支持されました。

続いて、前走でミスターシービーの追込みを抑えて勝利したカツラギエースが2番人気。

レースは、いつも通りミスターシービーが最後方で待機する形になります。

そして、府中の長い直線に入るや、大外から少し内に入ったミスターシービーが怒涛の追込みで末脚を爆発させ、一気に10頭ほどまとめて交わし、レコード勝ちで優勝しました。

これで、シンザン以来となる4冠馬の誕生となりました。

このレース、私はフジテレビ系列の競馬実況で生で観ていたのですが。

最後の直線で、実況の大川和彦アナウンサーが「ミスターシービー、外!ミスターシービー、外!ミスターシービー、外!」と何度も叫んでいたのを覚えています。

ほとんど実況になっていませんよね(汗)

まあ、それくらい大川さんも興奮していたのでしょう。

小学生ながらミスターシービーが大好きだった私は大満足。

ただ、歴史ある天皇賞が秋だけとはいえ、距離が2000mに短縮されたのは、ミスターシービーを勝たせるためという揶揄もあったそうです。